半夏生

今年も庭の半夏生が咲いた。

花が咲くと花びらのように葉っぱが白くなっていく。

でも葉っぱは葉っぱなんだ。花は目立たない。葉っぱが目立つのだ。

面白い。

半夏生からしたら、これは当たり前のことである。

半夏生が「自分の感覚と違う人の感覚は間違っている」とどうしても思っちゃってすぐに他人に腹を立てる人間。

だったとしたら、

なんでみんなは葉っぱの色が変わらないのさ!おかしい!

って、みんなに対して怒りまくりだな~。

白ではなくどす黒くなっちゃいそうね。

うへへへへへ~。

 

他人は自分と違う。

だから理解しあうのはむずかしい。

そうなると、手っ取り早く自分に合わせてもらいたくなり、いろんなことが起こるんだ。

自分の当たり前は自分だけのもの。

みんながそれぞれ自分の当たり前の中にいる。

そこんところ、深く理解して、

違いを面白がれたら平和なんだと思うんだ。

なんだけどね、人間は複雑な乙女心ちゃんだから、衝突しちゃうね~。

 

黒いお腹を白くしよう!