絶対的な答えがあるという錯覚みたいな、幻想みたいな。

自分にとっての出来事や選択に、絶対的な答えがあるように思うみたいなんだ。

でも、私が思うに、それは錯覚みたいな、幻想みたいな。なんだ。

この先続いていく自分の旅の中の一コマの体験でしかないと思うんだ。

自分の旅の最終目的にとっての答えはあると思うけれど、そこにたどり着くまでに、いろんな体験をする。そんなものだと思うのだ。

自分の選択した結果起こった出来事や現象ではなく、その中から、自分の求める答えへのヒントを得られればいいのだから、何を選んだとしても変わらないように思うんだ。

イチイチ、一つ一つがたいそうなことだと捉えると重たくなる。

たいそうなことではなく些細なことだと思うと軽くて楽なんだ。

 

これ絶対必要!と思って買ったものだけど、少し使ったら要らなくなることもあるし、長く使うこともあるし、壊れてしまうこともある。買ってみたけど使わないかもしれない。要らないけど、もったいないからとっておくかもしれない。

 

なんで私は要らないのに買ったんだろう。買ったのに壊れてしまった。

とか、イチイチめそめそ嘆いていてもいいけれど、そこにとらわれていなくてもいいのだ。

 

自分で選び、納得できたら楽ちんだ。

ぽいぽいぽいぽい。スカスカスカスカ。要らないものは捨てていき、隙間を作って軽くする。埋めたくなるのが人間だ。